アメリカ飲食事情

アメリカの食事情

こちらではアメリカの飲食事情について書かせていただきます。どうぞご参考になさってください。

ニューヨークとロサンゼルスの違い

約500km離れた東京と関西に大きな違いがあるように、約4,000kmの距離があるニューヨークとロサンゼルスにも様々な違いがあります。

しゃべり方は、ロサンゼルスは(こちらからは行かないという意味で)東京に似ています。ニューヨークは関西のような感じでフレンドリー。ニューヨークっ子は、おしゃれでアッパークラス向きで、ファッショナブルと言えます。

ロサンゼルスっ子は、カジュアルなほどカッコよく、食事もゴージャスよりはシンプルで美味しいものを好む傾向があります。

たとえば同じチェーン店でも、ニューヨークでは氷を削ってそのうえに刺身を乗せているのに対して、ロサンゼルスではシンプルな透明の皿にきれいに刺身を並べています。

ニューヨークは単価を高くできますが、家賃や内装、調度品のコストも高いため、最終的な損得は簡単には測れません。

とはいえ、街角で売っているホットドッグやピザを買うのが好きなのもニューヨーカーで、それがCOOLであると考えています。昼はCASUAL、夜はFINE DININGというところもあり、セグメントするのが難しいと言えます。

BANG FOR YOUR BUCK

     "BANG FOR YOUR BUCK"

この単語が最近のアメリカ飲食事情を表すホットなキーワードとなっています。これは日本で言うところの「コストパフォーマンス」を表しています。

"BANG"はインパクトやガッツリとの意味を表しており、"BUCK"1ドルのことで、1ドルに関してこんだけも貰えるという意味になります。

10代から60代までのアメリカ人の9割以上が飲食店をYELPというアプリで検索しています。これは日本のたべログみたいな感じのサイトです。コメントやランキングを見て、すごく当たっているということで、食べに行くお店を決めています。その中でも一番人気を博しているジャンルが"BANG FOR YOUR BUCK"となります。

コストパフォーマンスがいいお店に人気が集まるのはとても単純な話ですが、もちろん多少は味も雰囲気も関係があります。それよりも、アメリカ人は食べきれない量が安い値段で出てくるのがテンション上がり、"BANG FOR YOUR  BUCK"をもっとも感じます。

DOGGY BAG

アメリカも東京と同じく、ファインダイニング(高級レストラン)よりも、コストパフォーマンスがよく、手軽に食べられるお店が人気となっています。

お持ち帰りというのは、日本人にはあまり習慣として定着していませんが、アメリカ人は食べ物の量が多いため、残り物を"DOGGY BAG"又は"TAKE HOME"できると嬉しいのです。

なおさらその"BANG FOR YOUR BUCK"を感じ、ハッピーな気持ちで家に帰ることができます。どんなにお金持ちでも、ステーキひと切れしか残ってなくても持って帰る習慣があるのです。どのお店に行っても、帰る人のほとんどが"DOGGY BAG"を持って帰っています。ロールスロイス、ポルシェなどで来て、毛皮のコートを着ている女性さえも、みんな持って帰っているのが普通の光景なのです。

そういうわけで、この時代、安くて、美味しくて、お持ち帰りにしないといけないぐらいに量が多くて、できるだけ"BANG FOR YOUR BUCK"を感じさせるお店が人気が出るのです。そして、YELPの書き込みによって更にランキングが上になっていくわけです。

フュージョン料理

現在、ロサンゼルスで最も流行っているエリアは、断トツにコリアタウンになっています。以前は韓国人しかいなかったところですが、今では8割以上がハリウッドスターをはじめ、クリエイター、デザイナーなど、カッコいいセレブの人たちが集まっています。そして韓国人は逆に少なくなっています。

この理由は何なのでしょうか?今、アメリカでは、韓国焼肉が非常に流行っています。その流行を作ったのは、私たちも仲良くさせていただいているROY CHOI氏です。ROY CHOI氏は、ロサンゼルスで創作料理を新たにブレークさせました。KOGI TRUCKをはじめ、ロサンゼルスの街全体に火が着きました。そのKOGI TRUCKは、韓国焼肉をメキシカンと合わせた創作料理でとても話題になったのですが、あまりにも反響がすごくて、ハリウッド映画の”CHEF”が製作されたくらいです。ROY CHOI氏はコリアタウンからスタートして以来レストランをどんどん出店していますが、どこにオープンしても行列ができています。

創作料理

創作料理はアメリカでも確かに以前からありますが、アジアンフードの創作料理が大人気ブレイクしたのは、WOLFGANG PUCKNOBUです。そして時代は流れ、今の流れは、もっとカジュアルな空間でお手軽な値段のアジア風創作料理が求められています。たとえば石焼ビビンパの上に、生ウニとイクラ添えにして炙った一品は、日本料理と韓国料理を融合した創作料理となり、大人気になりました。

日本食について、アメリカ人はかなり詳しく、下手をすると今の日本人よりも寿司などに関して舌が肥えています。アメリカでは、寿司ブームが定着してしまって普遍的になってしまっていることもあって、それとは別の、新しい創作料理ジャンルを求めている感じがします。

私たちも、アメリカ人に受ける様々な創作料理の商品アイデアがありますし、これからこの路線に進むのがアメリカでは必要じゃないかと感じています。いま、アメリカにある日本料理のお店の大半は、日本に行ったこともない人たちが経営しており、寿司も日本人が握っているわけではありません。今のアメリカ人がもの足りなく感じているのは、本当の日本人の味や食べてる物がいい、またカジュアルがいいということで、たとえば、たこ焼きについては、アメリカ人はタコを食べないので、馴染みやすいピザ焼き(中にチーズ、ソーセージ、など)にして、ただ見た目や作り方、食べ方については同じにして、アメリカ人の口に合ったメニューに換えることで創作料理になるわけです。

シェアリング居酒屋

今までLANYで日本居酒屋を出しても全く流行りませんでした。私たちのお客様も居酒屋を出しましたが、内装やメニューコンテンツ、オペレーションはかなりハイレベルだったにもかかわらず、あまり受けませんでした。なぜ流行らなかったかを考えると、今までアメリカ人は大皿をシェアするという習慣がなかったことが挙げられます。

アメリカ人は自分が食べたい物を頼んで、一人で1皿を食べる習慣がありました。そして最近では、逆に日本の居酒屋風のお店が流行り始めています。この理由は、色々なフード食べることができて、みんなでワイワイガヤガヤできることが受け入れられたのです。

また、この居酒屋形式が"COOL"とか、"TRENDY"といったイメージにつながり、実際に日本ではこのスタイルが流行っていることを想像してアメリカ人も楽しんでいます。

フレンドリーな雰囲気

日本と大きく違うことの一つが、アメリカの飲食店では、お客様がウエイターやウエイトレスとフレンドリーに仲良くおしゃべりが出来るサービスがあることです。どれだけお客様を盛り上げ、ハッピーにするかによって、そのスタッフが手にすることができるチップも変わってきますので、実はスタッフにとってはこれがメインの目的だったりします。

今のトレンドとしては、お店の中がガヤガヤしていて、ウエイターやウエイトレスと仲良くなり、リラックスしながら楽しく過ごせる空間が好まれることでしょう。

ファインダイニングの内装よりも、ラフ、カジュアル、アンティークな内装の方が受け入れられる感じがしています。

アメリカにおける最近の日本食の流れ

アメリカではこれまで長い間、お寿司がクールとかカッコイイとか言うイメージでしたが、最近はあまりにも件数が増えてしまったため、逆に日本人が経営したり運営したりしているお店が少なくなっています。今は大部分が中国人と韓国人の経営者が多く、お寿司の業態の質も落ちて、お寿司自体が"OVER DILLUTED"(多すぎる)となり、他のフードのニーズが高くなってきました。

そういう意味で、最近はやはり居酒屋またはラーメン店がブームになってきています。シンプルよりは、創作路線で、新しいもののニーズが高くなっているのも最近のトレンドです。

RICE BOWLS(丼物)が非常に人気となっています。牛丼、天ぷら丼など、ほとんどがARTISIAN(アートのようにこだわっている)なごはんものが人気となっています。

またポキや日本の魚の漬けなども最近人気が高まっていますが、なかでもやはり丼スタイルが一番人気となっています。

ラーメンブームの再来

1980年代に、伊丹十三監督のたんぽぽという映画が好評となって以来、アメリカでもラーメンブームになりました。

1995年頃にはブームも下火になり、日本人を相手にした店舗はありましたが、アメリカ全体に浸透するにはほど遠い状態でしたが、最近は、ラーメンブームの再来を強く感じています。 LANYでは、とんこつベース(濃い味)が最も売れていてます。そして以前と違って、日本人ではなくアメリカ人がお客様になっています。

LAで流行っているラーメン店はだいたい15席くらいで、カジュアルな内装や雰囲気で、1600杯以上を売っています。ラーメン一杯の値段がだいたい$15で、お酒も一人平均1杯半で、平均客単価は約$25という驚異の売上を誇ります。

私は15店舗ぐらいを回って、一度も日本人スタッフやキッチンスタッフを見たことがありません。運営システムがしっかり作られていて、日本人がいなくても、ちゃんとしたスープができるからです。また、メキシコ人は一生懸命働くだけでなく、オペレーションをしっかり覚えるし、日本人の味覚に似ているので、ぴったり合っているのです。

ほとんどのお店は食券販売方式ですが、一つの大きな違いとして、アメリカはクレジットカード大国のため、券売機も現金が使えず、クレジットカードのみとなっていたりします。こうすることによって、スタッフがお金を盗んだりもしないし、セキュリティー的にも安心で、店舗コントロールが簡単になっています。

LAではお酒の販売が夜中2時までなので、昔はみんなハンバーガーショップやメキシカン料理店に行っていたのが、今では飲みに行ったあと、日本人と同じくラーメンをゆっくりバーカウンターで食べるのが”cool”なイメージとなっています。

スタッフはどうやって探すの?

アメリカで飲食店の店長や料理長を探すには、どのような方法があると思いますか?

料理長といっても、どんな料理かにもよるかと思いますが、通常、人材を探す方法としては、ローカルの新聞で求人広告を出したり、店の外に貼ったりします。日本のようにネットの求人広告はあまり使われていません。

日本人を集めるのはとても簡単ですが、そのほかにも白人、黒人、ヒスパニック系も、それぞれにネットワークがあり、それらのネットワークとのコミュニケーションをうまく活用すれば、比較的容易に集められます。当社も、そのようなネットワークを活用しており、人材集めはお任せください!

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  弊社役員のご紹介

代表取締役 澤村義宣
アメリカで生まれ育ち、28歳のときに来日。飲食店のプロデュースを行いつつ自らも飲食店数店を経営している。

代表取締役 吉住幸延
税理士、公認会計士、社会保険労務士、司法書士によるワンストップサービスを行うガルベラ・パートナーズの代表